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近藤 恭弘
no journal, ,
J-PARCにおいて計画されている、ミューオンの異常磁気モーメント(g-2)および電気二重極モーメント(EDM)測定実験では、ミューオンを加速するためのリニアックが必要とされており、そのリニアックにRFQを使用する予定である。第一段階として、J-PARCリニアックで開発された予備のRFQを使用することが計画されており、このRFQでミューオンを加速するシミュレーションを行った。もともと負水素イオンを加速するRFQであるため、ミューオンとの質量差を補正するために、印加電圧を1/9にしてシミュレーションを行ったところ、特に問題なく加速できることが分かった。このように、J-PARC RFQを用いると、本来の電圧の1/9で使用せねばならず、加速効率が非常に悪い。そのため、第2段階としてミューオン専用のRFQを開発する予定である。このための設計を行い、J-PARC RFQの1/3の長さで同等のエネルギーまで加速できる設計ができた。本発表では、これらミューオン用RFQのシミュレーション研究について発表する。
Artikova, S.
no journal, ,
Muon linear accelerator provides a high momentum beam for muon g-2/EDM experiments at J-PARC. Therefore, muon acceleration and calculation of the final efficiency are the important issues for this project. In my talk, at the 9th collaboration meeting, the results of particle tracking simulation for muon initial acceleration is presented. The contribution will be included in the technical design report of g-2/EDM experiment. Details of parameters and the ideas to improve the total acceleration efficiency were discussed.